
設定ファイルを弄ることによりプレイ可能になる、デンマークに良く似たカトリック勢力。
だが、まともなプレイは不可能となっている…(日本語版Ver1.5)

norwayをPLAYABLE項目に放り込むことでプレイ可能になるが、何と驚くべきことに、兵士の雇用が一切不可。建築は出来るのだが…
なので、下記の雇用可能兵種はブリタニアキャンペーンからのノルウェーの流用。兵は傭兵でなんとかするしかありません。
一応他の建物効果(貿易増加など)はありますが、船も雇用出来ない(工作員は可)。欠陥点がとても多い勢力。気合いでプレイ出来ない事もないか…?
マトモなプレイをしたいのなら、他の項目を弄る必要がある。それならmod入れた方が早いかもしれないが。
CPU操作の場合でも、ノルウェーは初期領土のアーケシュフース(城塞)とアグデル(村)の2領土から全く動いていないことがしばしば。
やはり、兵が雇用できていないのだろうか…
戦略 †
初期の配備兵は2拠点に鎖かたびら騎士×2、市民槍兵×3、農民弓兵×3、農民×4、カタパルト×1、そして唯一の将軍にして
勢力指導者であるホーコン王(46歳、指揮4騎士道0権威2信心4)。
これに各地に散らばる傭兵を加えたのが全兵力となる。正規兵は損耗したら追加で雇用出来ない…非常にシビア。
スカンジナビア各地の反乱拠点の奪取 †
スカンジナビア半島には、9箇所の拠点が存在する。
ノルウェー初期領土のアーケシュフース(城塞)・アグデル(村)。
デンマーク初期領土のハルムスタード(村)・へスレホルム(モットと柵)。
そして反乱拠点であるティングヴァラ(村・3部隊)、スカラ(村・3部隊)・ヨーテボリ(町・6部隊)。スカンジナビア東岸には
カルマル(大きな町・6部隊)・ウプサラ(小都市・8部隊)。
反乱拠点の速やかな奪取が、ノルウェーを安定軌道に乗せる鍵となる。
最南部に位置するヨーテボリはデンマーク領土にも近く、収入源としても価値がある。まずは治安維持に1部隊残して、全軍で向かおう。
無理攻めして兵を減らすのはまずいが、場合によってはカタパルトで穴を開けて強行突入。大きな町なので例の鬼のような要塞構造ではない。
その後に、東のカルマルを抑えられればデンマークの拡張は防げる。彼らとの戦いが近くなることを意味するが…
その後はスカラ・ティングヴァラと村を制圧し、東端のウプサラを目指そう。ここが兵力が最も多く厄介だが…
そうすれば、スカンジナビア内地貿易ネットワークが形作られる。正規兵と将軍の維持費、建築費は十分支払えるようになり
各地の傭兵を雇用する余裕も出てくるだろう。
デンマークと同盟 †
ノルウェーと国境を接するデンマーク。彼らとの同盟はもはやこの状況では必要不可欠になっている。
軍備が整うまで、また反乱勢力を一蹴するまで彼らとの戦いは絶対避けるべき。開戦を先延ばしに出来る手は打っておこう。
幸い、正規兵雇用不可制限のため、関係を維持する為の貢物を差し出す余裕も無くは無い。裏切る時は裏切ってくるが。
ともかく、拠点攻めor防衛になった場合の彼らは強い。出来れば野戦か、被包囲時の反撃戦で戦いたい。
その為には確実に拠点を守らなければならない。敵の領土が増えることほど厄介な事はない。
その他諸勢力との同盟などで有るが、これはとくに結ぶ必要はない。役目を失った外交官は、諸国を回らせ相互貿易権の獲得に
奔走しよう。神聖ローマ・チュートン騎士団・リトアニアはいずれもバルト海に港を持ち、スカンジナビアとの貿易路を開ける。
傭兵を探す旅 †
正規兵を雇用出来ない制限は重くのしかかる。この為傭兵を探すのは必須…
幸いこの為、城を持つ意味は薄くなっている。同様に治安維持効果を得ないなら都市の兵舎も不要。
守兵が置けないので、少ない民兵系兵舎の治安ボーナスも重要になってくるのだが…
詳しいデータは「傭兵(チュートン)」を参照に。
まず、スカンジナビア半島で傭兵が雇用出来る拠点エリアはアグデル・ティングヴァラ・スカラ、そしてデンマーク領のハルムスタード・ヘスレホルム。
ここでは傭兵槍兵が4隊、傭兵クロスボウ射手が2隊最大で雇用可能。また傭兵大盾クロスボウ射手も1250年(1ターン目)から
部隊の補充が始まるので、4~12ターン目から雇用可能になる。
傭兵槍兵は1部隊の補充に2~6ターン、傭兵クロスボウ射手は4~12ターンで1部隊補充される。損耗補充の際は目安に。
その他に傭兵火縄銃兵・傭兵オルガン砲が雇用出来る。これらは火薬登場後なので50ターン位待たないといけないが。
また、アグデルやハルムスタード、ヘスレホルムの海岸では貴重な傭兵コグ船が雇用出来る。ボッタクリ価格だが。
軍船も雇用出来無いので、万が一沈められるような事があれば彼らを頼るしか海を渡る方法は無いだろう。
最大2隻しか雇用できないので、やはり敵に狙われるとイチコロだが…軍船は慎重に動かして、なるべく港に係留させるようにしよう。
半島外の傭兵で使えそうなのは…
- パイク市民兵
コシャリンエリア(ヘスレホルムから南東の海岸)で雇用可能。士気の高いパイク兵で、最大2部隊。
雇用維持費も700/150と意外に安い。
- プロシア弓兵
同じくコシャリン、またはリヴォニア内陸のオリスタ村エリアで雇用出来る長射程弓兵。雇用費は850とやや高めだが役に立つ。
- バルト弓兵
こちらはオリスタでのみ雇用可能。雇用費は870と少し増しているが、性能的には下回る。だが長射程は魅力。
- リヴォニア補助兵
やはりオリスタでのみ雇用出来る大盾クロスボウ射手。性能は弓兵の中で最強クラス、近接もこなす。
雇用維持費850/180と、コスパで見れば最高の兵種。
- アラン軽騎兵・クマン人弓騎兵
オリスタで初期から待機している能力の高い傭兵騎兵2種、各2部隊まで雇用可能。
オリスタ村エリアは傭兵が色々存在し重要なエリア。リトアニアやチュートン騎士団の領土に踏みいる事になるが
積極的にスカウト用の将軍を派遣しよう。
他にも色々な地域で傭兵は雇用出来る。
バルト海の藻屑になっても良い将軍を、傭兵スカウトとしてこの2地域以外にも積極的に派遣しよう。
本土奥深くの地域に侵入して、傭兵を根こそぎ雇用してくる仕事も重要。スパイでの索敵とセットで行おう。
傭兵は雇用費は高いが維持費は正規兵とあまり変わらない為、自勢力の拠点が充分に育っていれば
維持する事は可能なはずだ。
将軍の護衛隊をフル活用 †
正規兵が雇用出来ない中で能力を光らせるのが、将軍の護衛隊。
彼らは自動で補充される上、能力も最強の重騎兵であり更にHP2。維持費はきちんと発生するが、修道院系騎士団の代替として活躍するだろう。
非道だが、将軍は死んでも時の人イベントなどですぐに補充される。そして護衛隊の戦闘能力は指揮官の能力に左右されない。
将軍を複数部隊参戦させていれば、総指揮官が斃れなければ士気も高く戦い続けてくれる。
その有用性を存分に活かせるだろう。
半島外へ… †
スカンジナビアを制圧し、デンマークの2拠点を奪ったならばここからが本番となる。
本土には神聖ローマ、ポーランド、チュートン騎士団と強豪が勢ぞろい。東方には投射騎兵に卓越したリトアニアや
ノヴゴロド、モンゴルが待ち構える。
傭兵と将軍の護衛兵でどこまで戦えるか…時には外交官を使って、超割高な敵軍の寝返りを狙うことも必要だろう。
平時から、将軍らの特性悪化は気にせずにお金を貯めまくっておくのが良いだろう。
建築と雇用可能兵種 †
※プレイヤー操作時には、使用可能にしたとしても兵士は全く雇用出来ない。
下記はブリタニアキャンペーンの参考データ。
都市系 †
※上位の建物を建てることで、雇用速度(訓練待機リストに追加できる兵が増える数)が増加します。
町 - | 大きな町 市民兵 | 小都市 市民槍兵 | 大都市 クロスボウ民兵 | 巨大都市 - | 高等建築 - | 先進建築 - |
夜警詰所 市民兵 | 哨兵詰所 市民槍兵 | 市衛兵舎 クロスボウ民兵 杖剣民兵 | 民兵演習場 - | 民兵舎 射撃手 | - | - |
小教会 - | 教会 - | 修道院 - | 大聖堂 北方僧兵 | 巨大聖堂 - | - | - |
- | バリスタ工場 バリスタ | カタパルト工場 カタパルト | 攻城兵器工場 トレバシェット | - | - | - |
- | - | 大砲鍛治 射石砲 | 大砲工房 オルガン砲 | 大砲鋳造場 鋳造砲・サーペンタイン砲 | - | - |
- | 港 ロングボート | 造船所 ドラゴンボート | 大造船所 ホルク砲船 | 海軍大造船所 キャラック船 | - | - |
- | - | 商人ギルド 商人騎馬民兵 | 上級商人ギルド - | 商人ギルド本部 - | - | - |
- | - | 石工ギルド 市民槍兵 | 上級石工ギルド 杖剣民兵 | 石工ギルド本部 - | - | - |
城系 †
モットと柵 バイキング奇襲兵 農民 | 木の城郭 国境警備兵 | 城 下馬ハスカール
| 城塞 下馬騎士道騎士 農民弓兵 | 大城塞 - | 高等建築 - | 先進建築 - |
招集所 農民 | 守備隊兵舎 バイキング奇襲兵 | 演習場 下馬ハスカール 北方剣士 サーメ戦斧兵 | 兵舎 ゴトランド歩兵 | 武器庫 - | - | - |
- | 厩舎 スヴェンネル | 騎士厩舎 ハスカール | 男爵厩舎 封建騎士 | 伯爵厩舎 騎士道騎士 | 王の厩舎 - | - |
- | 弓師 農民弓兵 | 射撃訓練場 北方弓兵 | 弓射撃場 クロスボウ射手 | 上級射撃場 騎馬クロスボウ射手 | - | - |
- | - | バリスタ工場 バリスタ | カタパルト工場 カタパルト | 攻城兵器工場 トレバシェット | - | - |
- | - | - | 大砲鍛治 射石砲 | 大砲工房 大射石砲 | 大砲鋳造場 サーペンタイン砲 | - |
- | 港 ロングボート | 造船所 - | 大造船所 ホルク砲船 | 海軍大造船所 キャラック船 | - | - |
ユニーク建築 †
- ハンザ同盟本部
純粋に、商人ギルドの強化版。1200年代にアナウンスが発生するので、そこで提示された拠点(ヨーテボリやヴィスビューなど)を
全て支配していると、ギルドの様に誘致の話が訪れる。
効果としては、商人ギルド本部が全ての拠点に建ったのと同じ貿易品の増加効果。商人ギルド系は
勢力全体に効果を及ぼさないのでこちらの方が断然強力。
ちなみにギルド系のアップグレードは存在しない。また、商人騎馬民兵のような雇用出来るユニット追加も無し。
- 海軍学校(小都市)/海軍本部(大都市)
…艦隊の雇用を割引し、初期経験値を+する。
待機時に得られる特性は殆ど無く、建物効果も無い為微妙…
- 城内図書館(大城砦)/学士院(高等建築)
…城内図書館からはスパイ・外交官、学士院からは暗殺者が雇用可能になる。
ユニーク建築で雇用出来る兵種は、他勢力では出せないが、これらは共通の工作員なので他勢力でも雇用可能。
ここで待機すると「数字の才のある男(攻城兵器の建造ポイント・貿易収入+)」・「洗練された男(権威+)」・「有望な戦術家(指揮+)」また従者として司書(信心+)が付く事がある。
また、この建造物がある拠点で成人を迎えた場合、「頭の良い男(指揮・貿易収入・税収+)~」が稀に付く事がある。
ユニット紹介 †
スヴェンネル †

斥候兵の代替となる軽騎兵。
スヴェンネルはキャンペーン毎に性能が大きく違い、チュートン騎士団キャンペーンでは「人数が倍で士気が高い」、
ブリタニアキャンペーン「並の性能」の軽騎兵となっている。
チュートン騎士団キャンペーンにおけるノルウェーのスヴェンネルはどちらのタイプなのかは、雇用出来ない為不明だが…
まぁ、積極的に雇用すべき兵種かと言われればそこまで役に立つ兵種でもないだろう。活躍の幅はハスカールや鎖かたびら騎士の方が多い。
正規兵は雇用出来ないが。
サーメ戦斧兵 †

演習場(城)から雇用できる、両手斧歩兵。
デンマークの項でも触れているとおり、完全に北方戦斧兵の下位互換。きこり隊の感覚で使い潰すのが最適な兵種。
やはり正規兵は雇用出来ないが。
ゴトランド歩兵 †

デンマークプレイ時には、カルマル同盟締結後に剣鍛治ギルドから雇用出来るようになった歩兵。ノルウェーでは兵舎(城塞)からの雇用になる。
まぁ、正規兵は全て雇用不可のバグがあるのだが…
両手武器の強力なAP攻撃に、歩兵恐怖効果。他にも下馬騎士道騎士や下馬ハスカールなど強力な歩兵はいるが
彼らと比べても見劣りしない性能だろう。雇用出来ないが…